ありきたりですが…

エメリッヒ

2009年06月29日 00:43

とりあえず、テコンドーの歴史をご紹介いたします。

まぁ、興味の無い方も大勢いると思います。私も入門当初は全く興味が無かったのですが……


諸説いろいろありますが、私の支持する説は以下の通りです。


富名腰義珍先生が、日本本土に「空手(首里手)」を伝える

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富名腰義珍先生の伝えた空手が「松濤館」という流派に発展する

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太平洋戦争で、日本がアジア諸国を占領する

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太平洋戦争終結後、日本占領下で空手を学んだ韓国の方々が、本国へ帰国する

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日本の文化を排除する韓国政府の動きにより、空手に代わる韓国発祥の武道を作ろうという気運が盛り上がる

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韓国古来の足技メインの古武術「テッキョン」の思想と、松濤館空手の技術が融合し、「テコンドー」が成立する


以上、非常に簡略化したのですが、このような流れでテコンドーが作られたというものが私が支持する説です。



他にもいろいろな諸説がありますが、多数の文献や、テコンドーの成立に関わったチェ・ホンヒ先生の発言を統合すると、
この説が最も有力ではないかと私は思います。

首里手系の空手(少林流、小林流、松林流等)の型は、テコンドーのプムセ(型のこと)と非常に似通っています。
空手の歴史とテコンドーの歴史は文字通り、桁違いなので空手の型の方が非常に洗練かつ研究されています。



テコンドーの歴史に興味を持った体育会系ではない方でも、テコンドーは楽しく練習できますので、是非一度遊びにいらしてください。